1 :2020/05/13(水) 06:56:22 ID:ihjULtzk9.net
Web東奥
新型コロナウイルスの緊急経済対策として全国民に一律10万円配られる「特別定額給付金」の申請が青森県内で本格化している。八戸市庁には11日、約500人の市民が相談に訪れ、電話相談も1600件以上寄せられた。市によると「申請書の書き方がよく分からない」という高齢者からの相談が多かったという。相談窓口を設置した本館1階ロビーは相談待ちの市民で混雑する時間帯もあり、市は「3密」にならないよう気をもんでいた。
市は8日午前までに市内全11万世帯に申請書を発送。申請作業が週明けの11日から始まるとみて、同日朝、1階ロビーに相談窓口を急きょ設置した。窓口の設置を告知していなかったにもかかわらず、申請書を手にした市民が朝から次々と訪れた。
想定を超える相談数に、同市給付金室の9人だけでは人手が足りず、各部署から応援を得て20人態勢で対応。職員からは「3密を避けるため、あまり混雑してほしくはないが」との本音も聞かれた。相談窓口設置は1週間程度継続するという。
相談に訪れた82歳の女性は取材に「書類の書き方がよく分からなかったので相談に来た。(本人確認、振込先口座確認書類の)コピーも必要と書いていたので、市役所に直接来れば何とかなると思った」と話した。
同市は感染拡大防止の観点から可能な限り窓口での給付金申請を避け、郵送かオンライン(準備中)で受け付ける。同市の申請書は氏名をあらかじめ印字しておくなど記入項目を最小限に減らして簡略化し、国が示した書式より文字を大きくするなど工夫したという。池田和彦福祉部長は「申請書をだいぶ分かりやすくしたつもりだが、役所の文書だからそれでも分かりにくかったかもしれない」と語った。
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