1 :2020/05/11(月) 16:52:08 ID:I6SgygVJ9.net
デーリー東北新聞社
青森県は10日までに、2019年度の県内小中高校生の喫煙状況調査の結果をまとめた。一度でもたばこを吸ったことがある喫煙経験者の割合は、前回調査(15年度)と比較して減少傾向だが、調査対象の学年で唯一、小学5年生が2・2%と前回の1・2%から増加した。たばこの入手先は自宅が最も多く、県がん・生活習慣病対策課は「自宅でのたばこの管理を徹底して」と呼び掛けている。
調査は昨年11月、県内188校の小学5年、中学1年と3年、高校3年を対象に実施。144校から1万1782人分の有効回答を得た。
初めてたばこを吸った時期は中学2年と3年が多くなっており、喫煙経験者は中学1年の1・3%(前回1・6%)から、中学3年になると2・4%(3・9%)に増加。
一方、喫煙経験がある小学5年では、初めて吸った時期が小学校入学前と回答しているのが最も多かった。最も喫煙の割合が高かったのは高校3年の3・2%(4・6%)。「現在も吸っている」と答えたのは小学5年と中学1年が0・1%、中学3年は0・3%、高校3年は0・8%だった。
全学年を通して自宅からたばこを入手しているのがほとんど。中学1年と2年、高校3年は25%前後だったが、小学5年は52・1%と圧倒的に多かった。学年が上がるにつれて入手先も多岐にわたり、小学5年で7・0%だった「友人」は中学3年で24・3%、高校3年で18・4%となった。
喫煙経験者が減少傾向にある要因について、同課は「(成人識別ICカードの)タスポ導入や健康増進法の改正など社会的な動きが関係している」と説明。前回調査から、子どもの喫煙と母親の喫煙の関連性が示唆されたことを踏まえ、「両親が吸うことによって興味を持つ可能性もある」とし、自宅では子どもの手が届かないようたばこを管理する重要性を指摘した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-00010002-dtohoku-l02