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ATM横に大量の札束、持ち去らず通報の大学生に称賛の声

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1 :2020/05/09(土) 14:35:40 ID:c0y6P6DH9.net

(CNN) 米ニューメキシコ州アルバカーキでこのほど、現金自動出入機(ATM)を利用しようとした19歳の男子大学生がすぐ横に置かれた大量の札束を発見する出来事があった。驚きながらも警察に通報した大学生の正直さをたたえ、警察は後日、大学生を表彰する式を開いて記念品を贈呈した。

大学生のホセ・ヌニェス・ロマニスさんは今月3日、オンラインショッピングの支払いのため自宅近くにある銀行のATMを訪れた。機械の横に車を止めると、地面に透明の袋が置かれているのが目に留まった。中身は大量の紙幣で、20ドル札と50ドル札の束が「30センチほどの高さに積みあがっていた」。

CNNの取材に答えたヌニェスさんは札束を見て仰天したとしながらも、それをもらってしまおうとは全く考えなかったと話す。むしろいたずらの可能性や、誰かが背後に現れて自分を誘拐するのではないかといった思いが頭に浮かんだという。

その後ヌニェスさんは警察に通報。現場に到着した警察官2人に札束を手渡した。警察官が署に戻って紙幣を数えたところ、総額は13万5000ドルだった。

札束は銀行と契約している業者がATMに現金を補充する際に誤って置き忘れたものであることが分かった。アルバカーキ署の広報担当者を務めるサイモン・ドロビックさんは、人生を変える可能性もあったほどの額にもかかわらず、ヌニェスさんは正直に、正しい行動を選択したと語った。

市当局は7日、ヌニェスさんの正直さをたたえ、警察署の施設で表彰式を開いた。ヌニェスさんには警察から記念の飾り額が贈呈されたほか、地元ラジオ局からも元プロスポーツ選手のサイン入りグッズなどがプレゼントされた。

5/9(土) 13:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200509-35153473-cnn-int