1 :2020/05/09(土) 13:15:38 ID:tKJ9dgVe9.net
新型コロナウイルスの感染拡大の影響による小中学校の休校や飲食店の営業縮小などを受け、新潟県内の牛乳の流通が滞っている。牛乳は売れなくても減産が難しく、大量に余れば廃棄や乳牛の殺処分を迫られる可能性もあり、酪農関係者からは苦しい声が上がる。
県内の小中学校約140校に給食用牛乳を供給する塚田牛乳(新潟市江南区)では、休校措置で余った生乳の対応に追われた。
例年は、学校の長期休暇に合わせて牛乳の需要と供給のバランスを取る。供給が多くなるときは、その分をバターや練乳など乳製品の加工に回していた。
しかし今回は休校措置が突然決まった。同社の塚田正幸社長(71)は「生乳の供給は急に止められないため、タンクは満杯の状態だった。牛乳の生産が減った分をなんとか加工に回し、保存が利くようにして廃棄は免れた」と話す。
毎日新聞 2020年5月9日 11時37分
https://mainichi.jp/articles/20200509/k00/00m/020/080000c