1 :2020/05/08(金) 10:47:26 ID:H+HCJ7Mf9.net
【5月7日 People’s Daily】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)武昌区(Wuchang)の社区(住宅街の単位)に住む77歳の男性、杜さんは元気に料理を作っている。2か月前まで、新型コロナウイルス感染症のため入院していたとは誰も想像できないほど。呼吸が困難になりトイレにも行けない重症患者だったが、漢方薬を服用する治療で危機を脱出した。
感染症が拡大していた期間、武昌区では各社区に漢方薬を届け、住民は予防、治療、体調回復のため服用を続けた。漢方薬はウイルスを遮断する「防火壁」となり、その成功例は「武漢モデル」と呼ばれている。
「武漢モデル」の提唱者は、新型肺炎国家漢方医学治療専門チーム代表の仝小林(Tong Xiaolin)さん。仝さんは患者の診察を重ね、感染症は肺と脾臓(ひぞう)に病因があり、正しい陽気の運行や血流が妨げられていると判断した。肺の機能を高め、気の流れを良くするための漢方薬の処方箋「武漢抗疫1号」を考案した。せきや悪寒に効く麻黄や石膏、解熱作用のある柴胡や芦根などを調合し、患者の症状に合わせて量を変えて与えた。
AFPBB News 2020年5月7日 16:00
https://www.afpbb.com/articles/-/3281984