1 :2020/05/03(日) 15:00:49 ID:+qaOOyOE9.net
新型コロナウイルスの感染拡大を受け政府が6月までに論点整理する学校の9月入学案について、自民党の稲田朋美幹事長代行は3日のNHK討論番組で「コロナの危機を契機に社会変革を起こしていく意味において、9月入学の課題もしっかり検討していくべきだ」と述べた。
稲田氏は中曽根内閣や第1次安倍内閣時などを念頭に、9月入学は「政府でもかつて検討してきた課題」だと指摘。学生の学ぶ機会確保のため「いろんな論点を早急に洗い出し、結論を出していく」とした。公明党の斉藤鉄夫幹事長も「良いチャンスなので議論を活発化させていくべきだ」と述べた。
国民民主党の平野博文幹事長も「学びの保障の一つの方法として、9月入学の考え方はある」と前向きな意向を示した。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「やるなら今回しかない」と述べた。
一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は、議論の必要性自体は「否定はしない」としつつ「コロナで何かいつの間にか決まるようなことは子供の不安を増幅する。慎重に対応すべきだ」とした。共産党の小池晃書記局長も「コロナ危機の最中に、国民的な議論ができる環境にあるのだろうか」と疑問を呈した。【野間口陽、水脇友輔】
毎日新聞2020年5月3日 14時33分(最終更新 5月3日 14時33分)
https://mainichi.jp/articles/20200503/k00/00m/010/118000c