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「マスク足りてますか?」品薄が続くマスクの闇 すでに流通経路は崩壊し、闇ブローカーのやりたい放題

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1 :2020/04/13(月) 12:50:18

品薄が続くマスクの闇。安倍晋三首相(65)は「4月は7億枚を超える供給を行う」と豪語するも、
ドラッグストアなどではいまだにマスクを求めて長蛇の列…。一体マスクはどこへ消えたのか? 
追跡すると、中国から届く大量の輸入マスクを横流しするブローカーの存在が浮上した。
また、比較的マスクを入手しやすいといわれる東京・新大久保に向かったところ、信じられない光景が広がっていた。
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1812630/

「マスク足りてますか?」

そう聞かれて「YES」と答える人は少ないだろう。でなければ、安倍首相も
「全世帯に布マスク2枚」という“コント”には打って出なかったはずだ。
首相は先月28日の記者会見でマスクについて「3月は6億枚を超える規模で供給をし、
4月にはさらなる生産の増強、および輸入の増加によって7億枚を超える供給ができる」と述べた。
しかし、いまだにドラッグストアなどにはマスクを求めて長蛇の列。店舗によっては100人以上が並ぶことも珍しくなく、
クラスター(集団感染)が起きればひとたまりもない。
なぜマスクは我々の手元に届かないのか? 取材を進めたところ、
本紙記者のもとに1通のLINEが届いた。そこには次のように書かれていた。

「10万枚から発注できる」「1枚60円税別 入金後5〜7日納品です」

 それは中国産の医療用サージカルマスクの注文案内だった。驚いたのは購入単位が
「10万枚から」という点。LINEの送り主は個人でメーカーでもないのに、これほど大量のマスクを確保できるものなのか。
「品薄、品薄と言われているけど、マスクは大量に日本に入ってきているよ。
むしろ最近はダブついているくらい。大半が中国製かな。市場に出回らないのは、
日本に到着してすぐにブローカーの手に渡るからさ」

 そう明かしてくれたのは某関係者。改めてLINEを見返すと「発送は保税倉庫渡しとなります」とある。
ここがポイントで「コンテナで輸入されたマスクは一旦、保税倉庫に置かれる。ブローカーはそこに出入りできる。
彼らはオーダーのあった分を保税倉庫から購入者に発送する」という。
本紙が極秘入手した倉庫の内部写真を見ても、マスクの入った段ボールであふれ返っている。

「マスク1枚60円は良心価格に見えるが、原価は10円以下。ブローカーはそれを10万、100万枚単位で売りつける。
購入者も購入者で、そこから金額を上乗せして転売する。一時期、ネットオークションで転売ヤーが問題になったが、
あんなのは素人。卸元になって大量売却することで莫大な利益を得ることができる。プロはこうやって確実に稼ぐ」(事情通)
こんなことを思いつくのだから、ブローカーの素性はまともではない。
前出の関係者によると「いわゆる半グレと呼ばれた連中や、反社とつながりのある人物が
中国側の企業と組んでビジネスしていることが多い。密輸ではないので、法で取り締まるのは難しい。
あとは倫理観の問題だが、そんなものが通用する相手ではない」という。