1 :2020/04/11(土) 20:58:13 ID:Dt9q57iO9.net
EU離脱投票の後に移動の自由を保持するため、EUとの二重国籍者として1万人以上もの英国人がドイツ人、フランス人、スウェーデン人になった。
EU加盟国の市民権を取得している英国人の数が、2016年のEU離脱投票の後から急増していた事がわかってきた。
EU内での将来の居住地を確保するために急いで6,000人を超える英国人がドイツ人になり、3,000人を超える人々がフランスのパスポートを取得した。
統計機関Eurostatが発表した公式の数字を見ると、EUの国民投票の結果に促され、その数値が急上昇したものと思われる。
EU内の国籍を取得した英国人は、2015年は2,642件ほどだったが、それ以降は6倍に増えたという。
公式データが存在する最新の年、2018年には16,193件が付与されている。
ドイツ国籍が40%(6,250人)と割合が多く、2015年は594件が発行されている。
次にフランスで374人-3,268人、スウェーデンが453人-1,346人となった。
一方、同じ年に、9,600人のポーランド人に英国の市民権が与えられ、さらに5,500人のルーマニア人と5,300人のイタリア人にも与えられた。
しかし英国との二重国籍を申請したドイツ人は5,000人以下だった。
テューリンゲンの小学校教師、ニコラ バンティンさん(35)は、2009年にドイツに引っ越し、現在はドイツ人と結婚している。しかし、英国がEUを離脱した後に彼女の労働権が失効すると通知された。
彼女は何年もの間そこに暮らしており、ドイツ語も流暢に話せ、仕事もフルタイムで働き、素敵な村に住んでいた。とタイムズ紙に語った。
「たくさんの書類を提出しなければいけなかったので、処理しきれないと思い、市民権を申請しました。」
彼女の申請は受理され、2019年8月に市民権を取得した。小さなセレモニーの場でドイツに誓いを誓った時、涙がこみ上げたという。
こういった事が急増した訳は、「EU加盟国は二重国籍を認められている」からである。
この規定はEUの市民にのみ適用されており、英国のEU離脱の移行期間が12月31日に終了した後は、英国人はドイツ国籍を取得できなくなくなっている。
・Thousands settle Brexit doubts by becoming German
https://www.thetimes.co.uk/article/thousands-settle-brexit-doubts-by-becoming-german-swkxlb5f7
(イメージ画像)
11:44 BST 11 Apr 2020 Daily Mail
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8210123/10-000-Brits-German-French-Swedish-dual-nationals-2016-Brexit-vote.html