1 :2020/04/11(土) 10:43:38
私たちの目を楽しませてくれる観葉植物。だが、部屋の空気をきれいにする効果はほとんどないという。
「そんな事実は知りたくなかった」と思うかもしれないが、これが科学者の出した答えだ。
「そんな事実は知りたくなかった」と思うかもしれないが、これが科学者の出した答えだ。
ネットを検索すると、そんなはずはないと思うだろう。
インテリアに関するウェブサイトでは、空気中の危険な化学物質を除去するという植物が数多く紹介されているし、
オンラインストアでも、空気をきれいにするとうたう植物が売られている。
「多くのインターネット記事や健康関連のブログで、
植物が室内空気質(建物内などの空気中のガス成分量)の状態を改善する特効薬として薦められています。
そこで、この問題について、より深く調べることにしました」
と話すのは、米ドレクセル大学の環境エンジニアで、室内空気質の専門家でもあるマイケル・ワリング氏だ。
その成果は、2019年11月6日付けで学術誌「Journal of Exposure Science and Environmental Epidemiology」に掲載された。
ワリング氏は共著者とともに、過去10年に発表された12件の科学研究を検討。対象の植物は計196種類に上った。
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厳密に言えば、植物は空気中の毒素をわずかに取り除いている。
だが、「空気清浄機や換気と同じくらいの効果を得るのに必要な植物は、非現実的な量」だというのがワリング氏の見解だ。
今日、NASAは国際宇宙ステーションで植物を育てている。
目的は新鮮な食料を得ることと、「雰囲気をよくする」ことだ。植物の健康効果として、人の精神状態を改善できる点に着目している。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200411-00010004-nikkeisty-life