1 :2020/04/11(土) 10:24:37 ID:MDNPkrrA9.net
まず、出演者が次々に感染を発表して関係各方面に大きな影響が出ている。森三中の黒沢かずこ(41)、
俳優の小宮璃央(17)、脚本家のクドカンこと宮藤官九郎(49)、ケツメイシのRyoji(45)。また福岡のローカルタレントのゴリけん(46)もそうだ。
以前、彼は東京で活動していたので覚えている人も多いだろうが、そのゴリけんがやはりコロナ感染が明らかになり、
と同時に彼が出演していた生放送番組を休止した。彼が出演する曜日ではなかったが、最近も出演したばかりで、
司会者や共演者だけでなく、スタッフにも濃厚接触者が多くいると判断したからだ。
スタジオに出演者がいるということは、その人にピンマイクをつける音声スタッフやメーク担当など、すぐそばで作業する人が多くいる。
ほとんどの番組で数十人のスタッフが存在し、「閉鎖された」スタジオで多数の人が話をする。いわゆる「3密」状態が本番前から続く。
バラエティーや情報番組などは出演者の席を広く空けて座るなど「見た目」では感染防止の対策を行っているが、
出演者だけでなく、スタッフにひとりでも感染者が出ると、その場にいたほとんどが濃厚接触者になってしまう。
つまり、「綱渡り」の放送という危機的状況にあり、各局で出演者とスタッフを減らしている。
その中で報道と情報番組は続けるが、ドラマやバラエティーなどは放送を延期し、その間は再放送でつなぎ始めている。
舞台やライブは軒並み中止や延期となり、タレントはおろか、スタッフも生活面で厳しい。
西田敏行が理事長の「日本俳優連合」の調べでは、回答者の8割が「蓄えを切り崩している」「借金をする」と答えた。
その上、その後の仕事がどうなるのか、先が見えないのもキツイ。
今はまだ、収録済みのバラエティーなどテレビの番組は普段とあまり変わらないと感じるかもしれないが、
時間が経つと、報道番組と再放送だけになる可能性が現実味を帯びてくる。
この緊急事態が3カ月続くか、半年になるか……テレビ制作会社の倒産や外部スタッフの失業は避けられない。
芸能界は一部のゆとりのあるタレント以外、にっちもさっちもいかないことになってしまう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/271716