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マスコミ、今になって政府が緊急事態宣言に慎重だった理由報じる

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1 :2020/04/06(月) 13:51:55

政府が、近く緊急事態宣言を出す方針を固めた背景について、国会記者会館からフジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者の報告。

政府内には、宣言を出すことで、都市部から地方に人が移動し、感染が拡大するとの懸念があったが、複数の政府関係者は、「世論の動きが大きかった」と説明している。

政府内で、宣言への慎重論が続いた背景について、ある関係者は「緊急事態宣言がロックダウン = 都市封鎖と同じものだと混同されたことが大きい」と指摘している。

また、法的な強制力に乏しい宣言を行うことの効果を疑問視する声があったほか、ロックダウンとの印象が植えつけられることで、「都市部にいる感染者が地方に移動し、感染を拡大させるおそれがある」という見方もあった。

それでも、小池都知事らによる度重なる要請や、日本医師会の横倉会長が、安倍首相に医療現場の窮状を訴えたこと、そして何より世論の動向が、宣言への動きを後押しした。

ある関係者は、「外堀が埋まった」と語ってる。

安倍首相は、感染者数の推移などをさらに見極めたうえで、対象地域や期間などを近く最終決定するものとみられる。

https://www.fnn.jp/articles/-/29002