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【悲報】 NY、まもなくトリアージ(命の選別)開始へ

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1 :2020/03/31(火) 10:04:43

治療は「生き残れそうな人から」 NY病院の地獄絵図

 「命の選別をせざるをえない状況に追い込まれている」――。新型コロナウイルスの
感染が広がる米ニューヨーク市で、患者の対応に当たっている日本人医師のコルビン
麻衣さん(36)が29日、朝日新聞の電話取材に応じた。「医療崩壊」と言われるニュー
ヨークの医療現場でいま、なにが起きているのか。

 私が勤めるニューヨーク・ブロンクスにある大学病院(病床約730)で初めて患者が
確認されたのは、3月11日のことでした。それからわずか1週間後には1日100人、2週間後
には1日200人以上の患者が、検査で陽性と診断されました。
 この間、医師や看護師は休みなく働き、中には不運にも感染してしまった職員もいます。
現在は1日12時間半、ICU(集中治療室)にいる12人の新型ウイルス患者を診ています。
通常であれば心臓外科系の患者が入る部屋ですが、まったく違う態勢になっています。
 中国やイタリアの状況を見聞きして、「大変なことになる」と覚悟はしていました。
病院では、4カ所に分かれているICUのうち、2カ所を新型ウイルス患者専用にしようと
話し合っていました。でも、実際に患者が出始めると、想像をはるかに超えてしまいま
した。いまやICUは全て新型ウイルスの患者専用となり、さらに三つの別の病室をICUに
しました。ミーティングルームでさえ、病室として使用しています。
 新型ウイルス以外の患者はなるべく退院してもらいましたが、それでも満床状態が
続いています。現在、原則として新型ウイルス患者以外は新たに受け付けをしていません。
また、当初は症状の軽い人も検査をしていましたが、いまではそんな余裕がありません。
「微熱が出たので調べて」という依頼に応じることはできない段階にきています。病院の
電話も、なかなかつながらないと聞いています。(略)
https://www.asahi.com/articles/ASN3Z3SDVN3ZUHBI00B.html