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【反物質】スイスの欧州原子核研究機構「ついに反水素を24時間閉じ込めたぜ!実験準備はいいか?」

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1 :2020/03/31(火) 08:28:44

反物質の謎に迫れるか? 「反水素」の長時間の閉じ込め成功が意味すること

物理学の法則によると、「すべての素粒子には双子というべき反粒子がある」とされており、専門家もそう理解している。
例えば、電子、クォーク、ミューオン(ミュー粒子)は、陽電子、反クォーク、反ミューオン(反ミュー粒子)とペアになっている。

それぞれの反粒子は、双子の素粒子と完全に同じ重さで、反対の電荷になっている。
双子の素粒子どうしが出合うと、互いを打ち消し合い、そのときにしばしば光を発する。

反粒子が1932年に初めて発見されて以来、その存在はある意味で極めて当たり前のものになっていた。
研究者たちは雷雲の稲妻が陽電子を発していることを発見した。
その陽電子が近くにある電子と出合うと、ふたつの粒子は互いを打ち消し合う。

バナナは微量の放射性カリウムを含んでおり、75分に1個の陽電子を放出する。
この陽電子が電子と接触すると、陽電子と電子はすぐに互いを打ち消し合って、なんの影響も残さない。

■「反水素」の新しい性質を計測

反物質については、まだ専門家にもあまりわかっていない。
反物質はほんのわずかな光を発しただけで消えてしまうので、何らかの実験ができる時間だけ捕まえておくことが難しいからだ。

ところが、スイスにある欧州原子核研究機構(CERN)の物理学者たちは、
ここ20年ほどの間に反物質を誘導し、捕捉し、研究するために、特別な磁石や容器、レーザーを開発してきた。
そしてこのほど、ついにもっとよく調べられるだけの長さの時間、反物質を捕まえておくことに成功した。
これで反物質がどのように物質と対になっているのか、もっと解明できるかもしれない。

<省略>

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200331-00010000-wired-sctch&p=1