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米国「新型コロナの死者、このままでは10万人を超える。人工呼吸器が足りない」

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1 :2020/03/30(月) 14:32:46

米国の死者、10万人を超す可能性も 米国立感染症研究所長

ワシントン(CNN) 米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は29日、
新型コロナウイルスによる米国内の死者は、最終的に10万人を超える可能性があるとの見通しを示した。
米国では既に2000人以上が死亡している。

ファウチ所長はCNNの番組の中で、こうした感染症の予測モデルは最悪の筋書きと最善の筋書きを
示すもので、現実には大抵が中間地点の前後にとどまり、最悪の事態に陥ったケースは見たことがないと
前置きした上で、「現状から判断すると、(死者は)10万〜20万人の間になるだろう」と述べ、症例数は
数百万に達するとの見通しを明らかにした。

米国では新型コロナウイルスによる死者の数が2日間で2倍に増えて2000人を超えた。28日午前までに
確認された症例数は12万1000例を超え、世界で最も多くなった。

ファウチ所長などの専門家は事態の一層の悪化を予想しており、ニューヨークをはじめとする全土の
病院では供給品の不足が深刻化している。

患者数が増え続ける中で、2週間以内にベッド数が足りなくなる病院が全土で相次ぐ見通し。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は29日、「人工呼吸器以外の供給品は今日から1週間分はある。
ただし人工呼吸器だけは、少なくとも数百個をすぐにも必要としている」と訴えた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35151539.html