1 :2020/03/30(月) 08:18:44
青瓦台公式ホームページの「新型コロナウイルス感染症現況」にまたグラフ操作問題が降ってわいた。日付を表す横軸を任意に調整し、
状況を歪曲(わいきょく)したというものだ。
政府が政治的宣伝のためにグラフを歪曲した事例は数回繰り返されており、常習的との批判まで出ている。
青瓦台は10日からホームページに国内の新型コロナウイルス日別感染者/完治者の推移をグラフで示している。
このグラフによると、2月末以降、日別感染者数は急激に減り、日別完治者数は緩やかに増えているように見える。
ところが、グラフの横軸の間隔がおかしかった。今月27日時点のグラフは新規感染者が最も多かった2月29日(916人)を開始点に、
3月4日(4日間隔)、7日(3日間隔)、9日(2日間隔)、 14日(5日間隔)の感染者数をグラフにしていた。
日付の間隔がまちまちなのに、グラフは間隔が一定のように描かれている。
この過程で、3月3日、6日、11日など、前日に比べて新規感染者数が増えた日はすべて外されていた。
27日にグラフの問題点を指摘する報道が出た直後、青瓦台は横軸の日付間隔をある程度一定になるよう修正した。
だが、グラフの開始点である2月29日だけは外さなかった。感染者数が最も多かった日を開始点にしてこそ、感染者数の減少を強調できるということを狙ったのだ。
延世大学統計学科キム・スクキョン教授は「今回の横軸のグラフ表示は操作に当たる」と語った。
青瓦台が10日に初めて状況掲示板を作成した時から歪曲だとの議論はあった。
感染者は「新規感染者数」のみを表示して減っていることを示しながら、完治者は「累積完治者数」を表示して急激に増えているようにグラフを描いている。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020033080003