1 :2020/03/27(金) 11:02:54 ID:oKscNU3p9.net
◯抗菌処理機能、さまざまな場面で
真っ白なパソコンのキーボードを水槽に浸し、ごしごし洗っても元通りに使ええます−。
今年2月、医療関係者などが集まる展示会が大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれ、兵庫県三田市に本社を置くトキトレーディングのブースが注目を集めた。同社が扱う「防水抗菌キーボード」と「防水抗菌マウス」はシリコーンゴムがキーボード全体を覆っており、洗浄やアルコール消毒が可能。武弘幸子社長は「病院や高齢者福祉施設で不特定多数の人が使うパソコンは菌やウイルスを媒介するリスクがある。新型コロナウイルスの感染が急速に広がる中、不安を抱えておられる方のお役にたてれば」と話す。
フィルムコーティングメーカーの東京セロレーベル(京都市)のブースでは、開発中の「抗ウイルス プロテクトフィルム」を展示。フィルムに抗菌処理を施し、手すりやドアノブ、またはタッチパネルなどに貼るだけで感染対策になるような商品を開発中という。営業開発部の三原崇弘課長は「医療関係者以外からも興味を持ってもらった。秋の発売を目指したい」と話す。
◯問い合わせ殺到
一方、3月中旬にも、大阪の中小企業を支援する機関、大阪産業創造館(大阪市中央区)の主催で、衛生関連企業を集めて「衛生技術展 2020」が開かれる予定だった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止となったが、出展予定だった企業の多くには今、問い合わせが相次いでいる。除菌剤を扱うメーカーは「これまで取引のなかった企業や個人のお客さんからの問い合わせへの対応に毎日追われている」。洗浄剤やせっけんを扱うメーカーの一つも「2月、3月と注文が殺到している。商機だと思うが、生産が追い付かず、実際の売り上げにどれだけ貢献するかはわからない」と明かす。
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https://www.sankei.com/west/news/200327/wst2003270010-n1.html