1 :2020/03/11(水) 10:23:57 ID:8WuEkc4F9.net
同じく広まっているのが、自覚なき差別的言動や、侮辱的なコメントをしたり敵意に満ちた視線を送るといった直接的でない不寛容の表現など、外国人嫌悪とアジア人を祖先に持つ人々に対する人種差別的な攻撃だ。
アメリカのBusiness Insiderのスタッフたちも、ここ数週間以内にこうした差別的言動を経験したり、目撃している。
人種差別と感染症のつながりを研究しているイリノイ大学のジョスエ・デイビッド・シスネロス(Josue David Cisneros)教授は、アメリカの反移民の歴史が影響していると指摘する。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。中国の武漢で最初に確認されて以来、今では南極大陸を除く全ての大陸で感染が確認されている。アメリカでも死亡者数が増えているが、広まっているのは感染症だけではない。
多くのアメリカ人がすでにもう1つの"問題"に直面している ── 外国人嫌悪と人種差別だ。オランダでは自転車に乗っていた女性を男性が突き飛ばそうとしたり、イギリスのロンドンでは街を歩いていた男性が殴る蹴るの暴行にあうなど、世界各地であからさまな言葉による攻撃や物理的な攻撃が報告されている。だが、アジア人を祖先に持つ多くの人が経験しているのは、自覚なき差別的言動や、直接的でない不寛容の表現だ。
一般的に、自覚なき差別的言動は日常茶飯事だ。アメリカの従業員1100人を対象に行われたGlassdoorの最近の調査では、61%が職場で年齢、人種、性別またはLGBTQアイデンティティーに基づいた差別を目撃または経験していることが分かった。人から人へとうつる感染症に関する恐怖、噂、誤った情報が加わることで、それはさらにひどいものになっている。
3/11(水) 8:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000001-binsider-int