1 :2020/02/27(Thu) 15:56:47
大津いじめ自殺、二審も因果関係認める 賠償額は大幅減
大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が2011年10月に自殺したのはいじめが原因だとして、男子生徒の
両親が元同級生3人らに計約3850万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。
佐村浩之裁判長は、いじめと自殺の因果関係を認めた一方、
「自殺は自らの意思によるものであり、両親側も家庭環境を整え、いじめを受けている子を精神的に支えることができなかった」
などとして過失相殺し、元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じた一審・大津地裁判決を変更して賠償額を減額。
元同級生側に約400万円を支払うよう命じた。
一審判決によると、男子生徒は11年9月以降、顔を殴られたり蹴られたりする▽制汗スプレーを使い切るまでふきつけられる
▽口に粘着テープを貼られ、手足を鉢巻きで縛られる
▽蜂の死骸を食べさせられそうになる――などの行為を元同級生2人から受けた。