1 :2020/02/16(日) 13:42:11
中国の王毅外相は訪問先のドイツで、ヨーロッパで唯一国交のないバチカンのギャラガー外務長官と初めて会談し、
王外相は今後、双方が一層積極的に連絡を取り合い、関係を発展させたいという考えを示しました。
王外相は今後、双方が一層積極的に連絡を取り合い、関係を発展させたいという考えを示しました。
ローマ・カトリック教会の中心地バチカンは、中国がローマ教皇による司教の任命を拒否してきたことなどから、
ヨーロッパで唯一、中国と国交がありませんが、中国外務省は15日、王毅外相が14日にミュンヘン安全保障会議に
参加するため訪問中のドイツで、バチカンのギャラガー外務長官と初めての外相会談を行ったと発表しました。
中国側によりますと、この中でギャラガー外務長官は、新型コロナウイルスの感染拡大と戦う中国政府への
フランシスコ教皇の敬意と支持を伝達したということです。
これに対し王外相は、教皇のメッセージに謝意を示したうえで「ウイルスは人類共同の敵で、中国はすでに感染拡大を
コントロールしつつある」と述べたということです。
また、王外相はおととし双方が署名した司教の任命方法をめぐる暫定的な合意文書について、非常に重要な合意だと
したうえで「今回の会談をきっかけに、双方の交流が広がることを期待する。双方が積極的に連絡を取り合う関係を
一層発展させたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287671000.html