1 :2020/01/30(木) 20:57:22.87 ID:tzJmqNU40.net
中国・武漢市から帰国し、症状がない人で新型コロナウイルスの感染が30日、確認された。対応にあたる厚生労働省は「想定していなかった」として、感染の可能性がある人の調査対象を広げる方針を決めた。
感染していても、発熱やせきなどの症状がない状態は「不顕性感染」と呼ばれる。
大阪健康安全基盤研究所の奥野良信理事長(ウイルス学)によると、不顕性感染は、おたふく風邪や風疹、インフルエンザなどでもみられ、
自覚症状がないままウイルスを体外に出して、ほかの人に感染させることもあるという。
中国では、こうした人からもウイルスが検出され、その人からの感染も報告されている。
一方、国内では現在、感染を疑う基準は▽37.5度以上の発熱とせきなどの症状▽武漢市を訪問したか、
武漢市に訪問し発熱と呼吸症状がある人と接触した――場合に限っており、症状がない人は対象外だ。
厚労省の担当者は30日、会見で「症状がない人にもウイルスが含まれていることは想定していなかった」と説明。
地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は、中国で新型肺炎の感染者が急激に増えていることを踏まえると
「日本でも症状のない人からの感染はある」と指摘した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000069-asahi-soci