1 :2020/01/20(月) 13:42:07
マレーシア政府は、日本やヨーロッパなどから国内に違法に持ち込まれたプラスチックごみを輸出元の国に強制的に送り返す作業を公開し、
今後も厳しく取り締まっていく姿勢を示しました。
今後も厳しく取り締まっていく姿勢を示しました。
マレーシアでは、中国が、おととし、プラスチックごみの輸入を原則禁止してから外国からの持ち込みが急増し、
政府はリサイクルできるものだけを
受け入れるよう規制を強化したうえで、
去年から違法に持ち込まれたごみを輸出元の国へ送り返す措置をとっています。
マレーシア政府は、20日、北部のペナン港で、違法に持ち込まれた
プラスチックごみを積んだコンテナを、輸出元の国に強制的に送り返す作業を
報道関係者に公開しました。
マレーシア政府によりますと、日本やヨーロッパなど13の国から違法に持ち込まれたプラスチックごみは
、コンテナにして150箱分3700トン余りにのぼり、
すでに輸出元に送り返したということです。
さらに、別のコンテナ110箱分のプラスチックごみについても輸出元の企業に輸送費用を負担させたうえで、
ことし中ごろまでに強制的に送り返す
方針です。
マレーシアのヨー・ビーイン環境相は「今後も違法なごみを送り返す作業を続けていく。
マレーシアは世界のごみ置き場ではない」と述べ、厳しく
取り締まっていく姿勢を示しました。
東南アジア諸国では、外国からプラスチックごみが違法に持ち込まれるケースが相次ぎ、フィリピンやカンボジアも輸出元に送り返しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200120/k10012251891000.html