1 :2019/12/28(土) 13:09:00.92 ID:fLi2vgo20●.net
シリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開された。このスター・ウォーズという壮大なエンタテイメント作品には、
“多様性”についての大いなるヒントがあるというのは、フランスで人気の哲学者、ジル・ヴェルヴィッシュだ。
ポップ・カルチャーをもとに哲学を語ることを得意とする彼の近著『スター・ウォーズ 善と悪の哲学』より、その考察をピックアップしよう。
■スター・ウォーズは差別的か?
1977年、『新たなる希望』が公開された際に、この映画を差別的だと批判した人がいた。出演者に黒人俳優がいないというのがその理由だった。
早々に改善がなされ、『帝国の逆襲』では、ビリー・ディー・ウィリアムズがランド・カルリジアンを演じた。だがそもそも差別的という批判自体が、間違っていたのだ。
スター・ウォーズは多様性を尊重している。マイノリティに属するはずのウーキー族のチューバッカがヒーローになっていることからも明らかだ。
チューバッカは、見た目はいかにも怪物的で、狼男のように毛むくじゃらで巨大な体躯である。だが知性を持ち、やさしくて冗談もわかる。
スター・ウォーズには多くの怪物が登場し、地球ではないはるか遠くの銀河であることが強調されている。モンスターもハイブリッド生物(人間と機械のハイブリッドも含む)もたくさんいる。
モンスターや規格外の存在が共生するスター・ウォーズは、多様性の讃歌なのだ。スター・ウォーズでは大きなものが強いとは限らず、外見による判断もまた当てにならない。
いかそ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191228-00319757-toyo-soci