1 :2019/12/22(日) 12:56:13.43 ID:T1DPLabv9.net
踏切の先にはオフィス街があり、仕事へ急ぐ人々がイライラしながら待っている。迂回すると10分以上かかってしまうため、遮断機が下りているにも関わらず強引にわたる人も多く、踏切内で立ち往生する車もあった。事故がいつ起きてもおかしくない状況だ。
高架も地下化も難しく、歩道橋のスペースもなし
この線路は元は貨物列車専用で、通過する本数は少なかったが、JR埼京線を始め、成田エクスプレス、湘南新宿ライン、11月(2019年)には相鉄線も乗り入れるようになり、そのたびに遮断機が下りている時間が長くなった。
国土交通省は、ピーク時の遮断時間が1時間あたり40分以上の踏切を「開かず」と定義し、全国で1000か所の踏切に2020年度中の改良を義務付けた。しかし、青山街道踏切は「改良すべき踏切」には指定されていない。調査したのがおよそ5年前で、当時の遮断時間は40分未満だったからだ。国交省は新たな調査を検討しているという。
地元の商店街の千駄ヶ谷大通り商店街の柳井照明会長は、「まず歩道橋を設置して、将来的に鉄道を地下化して、踏切をなくしてほしい」と話すが、それも難しいようだ。JR東日本は「高架化すると急勾配になり、貨物列車など安全運行ができず、地下化は地下鉄との兼ね合いもあり難しい」と話す。
歩道橋の設置について、渋谷区は「検討したが、歩道橋を作るスペースが足りない。具体的な解決策は今はない」と話している。
2029年の羽田・新宿の新しいルートも通過
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「2029年には羽田と新宿を結ぶ新しいルートが発表されていますが、ここを通るんですよね。ダイヤを決めるときに、踏切はあまり考慮されないそうです。もちろん利用客の利便性も大事ですが、いつ事故が起きてもおかしくない状況です。そのあたりがあまり考慮されていない事実に驚きます」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「物理的な解決策がないんですよね。そうなると、ピーク時の9時から10時は通行止めにして、事故が起こらないようにするしかない。通れると思うから、みんなが来てしまうけど、通れなければ別の方法を考えますよ」
2019/12/18 12:41
JCAST
https://www.j-cast.com/tv/2019/12/18375395.html