1 :2019/12/09(月) 19:03:12.27 ID:rxQIms0/0●.net
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中国のウイグル族幹部 米の「人権法案」を強く批判
アメリカ議会が中国のウイグル族の人権侵害に関わった当局者に対して制裁を求める「ウイグル人権法案」を可決したことについて、新疆ウイグル自治区のウイグル族の幹部がアメリカの対応を強く批判しました。ウイグル族の幹部みずからが法案に反対する姿勢を示すことで、国際社会の批判をかわすねらいがあるとみられます。
中国の新疆ウイグル自治区では多くのウイグル族が不当に拘束されているという指摘が相次いでいて、アメリカ議会の下院は3日、人権侵害に関わった中国の当局者に対する制裁をアメリカ政府に求める「ウイグル人権法案」を可決しました。
こうした中、新疆ウイグル自治区のナンバー2のショハラト・ザキル主席などウイグル族幹部らが9日、北京で記者会見を開きました。
この中でザキル主席は「アメリカの法案は乱暴に中国に内政干渉をするあからさまな覇権行為で、強い非難と断固たる反対を表明する」と強く批判しました。
そして会場で自治区で起きたとする暴力事件の映像を公開し、中国当局の治安対策は正当だと強調したうえで、「この問題で最も発言権があるのは地元の各民族であり、この地域を乱すたくらみは達成できない」と述べ、アメリカの対応をけん制しました。
ウイグル族の幹部みずからがアメリカの法案に反対する姿勢を示すことで、国際社会の批判をかわすねらいがあるとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191209/k10012207901000.html