1 :2019/12/05(Thu) 08:01:49 ID:1B+xPdM/9.net
そんな経験、あなたはないだろうか。もし霜に覆われてしまった場合、解氷スプレーを使う、暖房をつけて溶けるのを待つなどの方法がある。凍る前の対策として、フロントガラスカバーをかけるという人もいるだろう。
そんな中、市販の対策グッズに頼らない、ある画期的な方法がツイッターで話題になっている。
フロントガラスを覆っているのは…商品の梱包などに使われる緩衝材「プチプチ」だ。気泡の面を下にし、ワイパーと運転席、助手席のドアで挟んで飛ばないようにしている。
投稿したのは福島県郡山市在住のツイッターユーザー・天手力男(@JkKu17)さん。2019年11月29日に、
「今朝の車、がっちガチになってました、が!
昨夜のうちに、ぷちぷちでフロントガラスをガードしたおかげで霜取り作業レスでした」
と、この写真を投稿したところ、大きな反響があった。他のユーザーからは、
「コレいいですね!この発想はなかった!」
「活躍できず、余ってるプチプチが役だつ時がきたかな?!試してみます!」
「もっと早くにこの方法知りたかった…」
といった声が寄せられている。
窓に貼る断熱シートのような役割
Jタウンネットは12月3日、投稿主の天手力男さんに詳しい話を聞いた。
天手力男さんが車を停めていたのは屋根のない駐車場。気温3度を下回る朝などはフロントガラスの霜取りが欠かせないといい、本格的な冬が到来した今となっては毎朝の日課のようになっている。
天手力男さんはプチプチを用いたこの方法を思いついたきっかけを、次のように話している。
「最寄りのイエローハットで車用防霜シートのようなものを見かけて、買うより梱包用プチプチで代用出来るだろうと思い、試した次第です」
結果は天手力男さんの予想通り。プチプチを被せていない端の部分は霜で覆われているが、被せた部分は霜が付かず、綺麗な状態が保たれている。用が済めば気泡を潰して遊ぶだけのプチプチに、こんな使い道があったとは驚きだ。
しかし、なぜプチプチなのか。天手力男さんは防寒対策で窓ガラスに貼っていた、大判のプチプチを使用したとしている。
雪国では冬になると窓にプチプチした断熱シートを貼る家庭も少なくない。ガラスに関するトラブル相談を受け付ける「ガラス110番」のサイトによると、一般的に空気は熱を伝えにくいため、断熱材は空気を含んだものになるとのこと。
そのため梱包用のプチプチでも断熱シートのような役割を果たせることが期待できる。断熱シートおよび梱包用のプチプチでフロントガラスの霜を防ぐこともできるというわけだ。
天手力男さんは今回ツイッターで話題になったことについて、
「市販品の存在を当たり前に思っていたので、この反響に驚き、戸惑っています」
と話している。
2019年12月4日 18時0分
Jタウンネット
https://news.livedoor.com/article/detail/17478170/