1 :2019/11/15(金) 11:50:53.48 ID:x/FozUbY0.net
GSOMIA破棄撤回へのシナリオ
韓国側のGSOMIA破棄を撤回させるために日米韓が舞台裏で交渉しているようだが、
最終当事国は韓国だ。「止める」と世界に向かって表明した手前、韓国側は米国側の
「止めるな」という圧力に屈して、「分かりました、協定は今後とも守ります」とは
メンツもあって言い出せない。日本側から何らかの譲歩があった後、「日本側の要望も
あって、考え直した」と説明して、協定に留まりたい、というのがソウルの本音ではないか。
「即位礼正殿の儀」に参加するために李洛淵首相が先月訪日し、その後、 文喜相
国会議長が今月5日、東京入りし、日本側にそれとなく打診したのだろう。日本側の
立場は明確だ。安倍晋三首相は、「韓国側はまず国際法を守っていただきたい」と
繰り返し、それから対話が始まるという姿勢だ。具体的には、元「徴用工」問題で
日韓請求権協定の堅持だ。それを一方的に違反した韓国大法院(最高裁)の判決は
明らかに国際法違反だ。だから、ソウルは先ず、同問題の判決を破棄してから対話の
戸を叩いてください、というのが日本側の一貫した立場だ。(略)
先日、韓国外交官と会食しながら同協定の行く末を話し合った。外交官は、「予想は
できないが、協定が維持されることを願っている」という。同外交官は自分は保守派
だと言っているように、軍事、情報分野での日韓協力が重要だという立場だ。(略)
それでは重要な軍事情報包括保護協定をどうしたら死守できるかだ。同外交官は、
「あくまでも個人の考えだが、日本側が旭日旗の掲揚を辞めてくれれば、韓国民も
納得できるのではないか。日章旗は問題ないが、旭日旗は韓国民に過去の出来事を
思い出させ、辛くなるからだ」と説明した。
ちなみに、韓国議会は9月30日、東京五輪での競技場内に旭日旗搬入禁止措置
を要求する案を決議した 。(略)
すなわち、日本側が今後、公式の場で旭日旗の掲揚を可能な限り抑制してくれれば、
韓国政府も国民に向かって、「日本側の対応を評価し、GSOMIAの破棄を見直
したい」と表明できる。日本側は東京五輪の時、旭日旗問題で日韓間の対立が生じる
ことを避けることが出来る一方、韓国側は自国のメンツを守れるというわけだ。(略)