1 :2019/11/15(金) 06:47:29
朝日新聞社
2019-11-14
朝刊に掲載した『イタリア人医師が発見した ガンの新しい治療法』の書籍広告につきまして
https://www.asahi.com/corporate/info/12878786
※ネットに本文が出回らないようPDFで配布するという念の入れようなので文字起こしw
本文ソース ※PDF注意
https://www.asahi.com/shimbun/release/2019/20191114.pdf
朝刊に掲載した書籍広告につきまして
朝日新聞社は2019年11月12日付朝刊(東京、大阪、名古屋各本社版)と13日付 朝刊(西部本社、北海道支社版)に、
「イタリア人医師が発見した ガンの新しい治療法」 という題名の書籍の広告を掲載しました。
この広告中には「重曹殺菌と真・抗酸化食事療法 で多くのガンは自分で治せる」などの表現があり、
「このような治療法に科学的根拠はない」 などと指摘する専門家らの意見がSNSなどで広がりました。
弊社が調べたところ、この治 療法の発見者とされる人物が、がん治療をめぐってイタリアで医療行為ができなくなった などとする現地報道が確認できました。
【治療法を発見したとされる「イタリア人医師(シモンチーニ氏)」について】
弊社がヨーロッパ取材網に依頼して調べたところ、 ・シモンチーニ氏は2003年にイタリア医学界から追放された。
彼は患者に抗がんの「セラピー」と称する、無効で実証されていない処置をし、
多額の代金を払わせていた ・シモンチーニ氏は、がんはカンディダ・アルビカンスと呼ばれる菌によって起こる物で、 重曹を浸潤させることで治療できると主張しているが、医学界では実証されておらず、
むしろ危険な処置とされている ・イタリアで医療行為ができなくなったにもかかわらず、イタリア国外で違法な専門職とし ての仕事を続け、
2006年に患者を死なせたとして禁錮4年4カ月の判決を受けた ・服役後もこの処置をまた始め、2018年1月には、脳腫瘍があり、
彼の治療を受けるためにアルバニアに行った27歳のイタリア人を違法な医療行為で死なせたとして、
さらに 禁錮5年6カ月の判決を受けた ――などとする記事を現地メディアが報じていることが確認できました。
以下略