1 :2019/11/14(木) 14:51:38.92 ID:Thm1e8kH0.net
「もう少しお金に余裕があれば、自分がやりたいことに没頭できるんですが……」などと言っている人がいる。
お金がないから仕事時間を増やすしかない。働いている時間が長くなるから、どうしても自分のための時間が取れない、というわけだ。
ここからもわかるとおり、多くのビジネスパーソンにとって労働とは、「時間をお金に換える行為」になっている。
だから、「お金さえあれば、労働(=時間の切り売り)をしなくてよくなるはずだ」という発想になるのである。
働く=何かをじっと我慢すること?
「働き方改革」が論じられる際に、すぐに「残業時間をどう減らすか」といったことがテーマになる背景にも、
労働=就業時間という労働観があるのだろう。
しかし、働くとは「何かをじっと我慢すること」ではない。
本当は家でダラダラしていたいのに、頑張ってオフィスにきて、
一定の時間をおとなしく過ごした“ご褒美”としてお金がもらえているとでも思っているのだろうか。
なぜこうなるかといえば、お金の本質がわかっていないからだ。お金というのは単なるツールにすぎない。
それなのに、お金そのものに価値があるかのように思い込んでいるから、貴重な時間をお金に換えてしまう。
2万円を「2万個のパチンコ玉」に換金するのはもったいないとわかる人でも、日給2万円のアルバイトには魅力を感じてしまう。
本当にあなたの1日には、現金2万円分の価値しかないのだろうか??
「そうです」と答えてしまう人は、価値観がかなり歪んでいると思ったほうがいい。お金の価値を高く見積もりすぎだ。
堀江貴文「日本人はカネに目がくらみすぎだ」
https://toyokeizai.net/articles/-/311903