1 :2019/11/09(土) 22:13:23.11 ID:bHRMHQpA0.net
大型鋳造品メーカー木村鋳造所(清水町)が、自社の技術力を生かし、発泡スチロール製の世界最長となるミニ四駆コースの製作を手掛けている。
SNSの投稿を契機に、模型メーカーのタミヤ(静岡市駿河区)をはじめ、全国の企業や愛好家の間で予想以上の話題になった。
3日、伊豆市の天城ドームでギネス世界記録に挑む。
コースは、現在の世界記録約1・2キロの2倍以上となる全長約3キロを製作する。
外周は伊豆半島の形を模し、内周は「IZU 3000 WR」の文字で作っている。
1221個のパーツを伊豆の国市と群馬県の工場で業務の合間に3カ月かけて製作。
発泡スチロールの塊から削り出すNC加工機を使って滑らかに仕上げた。
製作を主導したキムラデザインワークスの土屋敬さん(46)は「加工機を52台保有する会社だからこそ、ここまで短期間でできた」と語る。
企画のきっかけは社内の余興だった。
土屋さんが、社員にミニ四駆などの模型愛好家が多いことから、通常はプラスチック製のミニ四駆コースを発泡スチロールで製作した。
昨年秋にSNSで動画を発信したところ、タミヤなど各地から大きな反響があったという。
社の知名度向上も目指し、「世界最長のコース製作」の方針を打ち出すと、全国約15社から協賛が集まった。
タミヤ営業課の三輪一正さんは「たまたま投稿を目にした。
技術を駆使したユニークで面白い企画」と話す。
土屋さんは「ここまで力を借りた多くの人の期待に何とか応えたい」と意気込みを見せる。
■一般にも開放