1 :2019/10/30(水) 21:22:40.57 ID:YV7H8GDD9.net
2019年10月30日 21時16分
吉本興業所属のお笑いコンビ『チュートリアル』徳井義実の“巨額申告漏れ騒動”の余波が収まらない。事務所は当初、「(謹慎の可能性は)全然ないです」とコメントしていたが、わずか数日後に徳井の芸能活動自粛が正式に発表された。
徳井は10月23日に巨額の申告漏れがあったことが報じられ、同日深夜には記者会見を開き、「ちゃんと税金を納めていらっしゃる国民の皆さま方に対して(中略)本当にすいませんでした」などと謝罪。しかし、東京国税局から指摘されたのは7年間で約1億2000万円の申告漏れという大規模なもので、その去就を巡っては大きな注目が集まっていた。
翌24日、吉本興業は「今後、コンプライアンス研修に加えて、例えば納税教育を取り入れるとか〜」などと、コンプライアンスの強化に努める意向を示したが、徳井の謹慎については「全然ないです」と、その可能性を否定。しかし、結局2日後には徳井の活動自粛が決まり、各局のレギュラー番組は編集や代役といった急きょの対応を迫られることとなった。
そして、ここから浮かび上がるのは、この夏「闇営業騒動」で大きく揺れたにもかかわらず、またもその初動対応を誤ったといえる吉本興業の“企業体質”だ。
闇営業騒動が発覚した当初、吉本は『カラテカ』の入江慎也を「反社会勢力から金銭を受け取った」と一発解雇に処する一方、他の芸人たちは「金銭の授受は認められなかった」として厳重注意に。しかしその後、他の芸人たちにも“金銭授受”の報道が続くと一転、11人に謹慎処分を科している。
「当時の吉本は芸人の言い訳を鵜呑みにし、事実が発覚すると後手後手に対応するという最悪の初動ミスを犯しました。『ザブングル』を即謹慎にして社会貢献活動を行わせた『ワタナベエンターテインメント』との差は大きな話題となり、良い例と悪い例の見本のように比較されています。今回も、始めから徳井を活動自粛にすればいいものの、『謹慎はない』と明言しながら、騒動が大きくなると活動自粛を言い渡したのですから、その初動対応の悪さは相変わらずだったと言っていいでしょう」(芸能ライター)
この対応の被害をモロに食らったのは、徳井が出演していた数々のレギュラー番組の現場スタッフ。カットや映像処理といった大変な編集作業を夜通し行なう激務を強いられたことは想像に難くないが、最初の会見時点で謹慎を決めていれば、もう少し余裕を持って当たれたはずだ。
まさに「恨み骨髄に徹す」だろう。