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【ポイント還元】「キャッシュレス最強」との呼び声高い『Suica』。本当に死角はないのか

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1 :2019/10/27(日) 20:32:11.94 ID:ZVOM5aUV9.net

https://www.j-cast.com/2019/10/27371045.html?p=all

政府のキャッシュレス還元事業が始まって、まもなく1か月。そろそろ赤いポスターやPOPにも見慣れてきたころだろう。
多様な決済手段があるが、JR東日本のSuicaが「キャッシュレス最強」ではないかとの報道が、チラホラと出てきている。

では、なにか弱点はあるのだろうか。

改札の外でも「おトク」に

■いままでポイントの魅力は薄かったが…

これまでSuicaは、JRE POINT加盟店でのみポイント還元が行われていたこともあって、PayPayなどのコード決済に比べて、
「おトクさ」では地味な印象があった。しかし還元事業により、JRE POINTと紐付ければ、加盟店以外でも還元対象店舗であれば
2%もしくは5%が還元され、JR東日本圏外に住む多くの人でも、恩恵を得られることになった。

本来の用途である鉄道乗車にもメリットができた。Suicaでは2019年10月から、チャージ残高で乗車した場合に、
JRE POINTが還元される。カード型は0.5%(200円ごとに1ポイント)、モバイルSuicaでは2.0%(50円ごとに1ポイント)が付与され、
モバイルSuicaの場合には定期券購入も対象となる。たまったポイントはSuicaチャージもできるため、JR東日本管内のユーザーにはうれしい変更だ。

Suicaをはじめとするタッチ決済は、なにより利便性が高い。コード決済であれば、レジでスマホ画面を読み取ってもらうか、
店のコードをスマホのカメラで読み取る必要がある。後者では、みずから金額を入力しなければならない場面も多い。
この手間がタッチひとつで省けるのも、「最強」と呼ばれる理由だ。

■利用履歴が「物販」だらけなのは残念

デメリットとしては、もともと交通利用のために作られたこともあり、買い物に向いてないことがある。Suicaはカードもモバイルも、
チャージの上限額は2万円。大きな買い物は難しい。また、オートチャージ対応が、JR東日本系列の「ビューカード」に限られているのもネックだ。

そして、個人的に一番不便を感じるのが、利用履歴に「物販」としか書かれない点だ。家計簿を付けるにしても、日付と価格をもとにして、
レシートと突き合わせながら、科目を決めなくてはならない。近頃は自動取得型の家計簿アプリが普及していて、筆者もマネーフォワードと
モバイルSuicaを連携しているが、こちらの履歴にも「物販」が並んでいる。カード型の利用履歴でも同様に、「物販」の詳細は印字されない。

キャッシュレス化のメリットとして、利便性はもちろんだが、「家計の見える化」もある。どのような用途に、日々お金を使っているかが、
自動的に記録されれば、浪費をおさえるのに役立つ。ここが補われれば、さらなる「強み」が加わることになるだろう。