1 :2019/10/21(月) 16:29:51.68 ID:XJ4pWwAe9.net
【写真】おっさんずラブの続編でも主演を務める田中圭
「主演の田中圭と彼に恋い焦がれる上司役の吉田鋼太郎以外のキャストが一新されたんです。物語の舞台も不動産会社から航空会社に変更されているのですが、田中と吉田が演じるキャラクターはそのまま。パラレルワールド的な、この不思議な設定にOL民の間から『こんな内容で”おっさんずラブ”の続編をうたってほしくない』という怒りの声が上がっています」(テレビ誌記者)
複雑な思いを抱えているのは、主人公を演じる田中も同様のようだ。有料会員向けのブログで、世界観が変わるため一度は断った、と告白している。
「『おっさんずラブ』はもともと、単発ドラマから始まっているんです。連ドラ化するにあたって、主要なキャストである田中の同居人が落合モトキから林遣都(けんと)に変更されている。田中はこの際も『世界観が変わる』と難色を示したそうですが、結果的にドラマは大ヒット。だから、今回のキャスト変更も飲んだそうです。ただ、単発版と前作は世界観が似ていましたが、今回は格安航空会社『ピーチ』とのタイアップ。企業イメージに響くような設定はガラリと変えざるを得ないでしょう。視聴者を置いてけぼりにしてでも人気があるうちに続編でもう一発稼いでおきたい?というテレ朝の野心が見え隠れしますね」(キー局プロデューサー)
この秋にスタートする連ドラは『おっさんずラブ』以外にも、『ドクターX』や『時効警察』(ともにテレ朝系)、『結婚できない男』(フジテレビ系)と、ヒット作の続編が多いのが特徴だ。
「続編だと演者もスタッフも勝手がわかっているのでムダな待ち時間がなく、スケジュール通りに撮影が進みやすい。ストレスが少ないから、モチベーションも上がって、ノリも良くなる。まさに好循環で、良作が生まれる土壌となります。ただし、続編が決まっているのに視聴率が大コケしてしまうと、現場はお通夜みたいになって、ミスが続出。地獄になります」(芸能プロ幹部)
続編は安定した視聴率が見込めるので、テレビ局的には美味しいコンテンツだ。ただ、立ち上げ段階でシリーズ化を想定していないと、主要キャストのスケジュールが押さえられず、すぐに続編が制作できないというデメリットがある。
「特定のイメージが定着するのを嫌って続編の出演を断ってくるケースもあります。米倉涼子自身、『ドクターX』の色が付きすぎるのを避けたくて『もういいんじゃない?』と続編出演に難色を示し続けていましたからね」(テレ朝関係者)
『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)のメインキャスト、えなりかずき(34)が、泉ピン子(72)を共演NGにしていると報じられたが、「固定メンバーで何作も続編を作ると王様化するキャストが出てくる」と制作会社スタッフが嘆く。
「『相棒』(テレ朝系)では主演の水谷豊が絶対的権力を持っていて、反発する若手俳優が少なからずいたといいます」
続編もいいことばかりではないのだ。
『FRIDAY』2019年10月25日号より
10/21(月) 12:01
FRIDAY
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