1 :2019/10/21(月) 10:59:18.26 ID:AL5j3K+u0●.net
(社説)関電首脳辞任 経営を一新できるのか
厳しい批判にさらされての、経営首脳らの辞任である。しかし、原発事業に伴う根深い癒着を一掃し、
企業統治の不在をただすことができるのか、その見通しがたったとは言えない。
関西電力の八木誠会長と原子力事業本部にかかわった4人の役員らが辞任し、岩根茂樹社長も辞任の意向を表明した。
社会の常識とのズレに、改めて驚く。そんな説明は通らない。
今回の問題は一部役員の引責で済む話ではない。
社内の役員だけで調査に関する情報を共有するなど隠蔽(いんぺい)をうかがわせる動きも見られるだけに、事態は深刻だ。
第三者委には全ての事業について癒着の有無や実態を解明することが求められる。
岩根社長は、第三者委の調査がまとまるまで続投する。
「歴史をさかのぼる、かなり根深い」問題を根絶し、企業体質と経営の刷新へ道筋をつけられるか。
決意と実行が問われる。