1 :2019/10/16(Wed) 06:37:16
《二子玉川の新堤防で論争 2009/08/23放送 東京・世田谷区の東急・二子玉川駅近くの南地区(約500世帯)で、国土交通省が建設を始めた新堤防をめぐって、住民同士が論争を繰り広げていることを放送。
「住宅の中からの、すばらしいながめが高い堤防にさえぎられ、周辺の自然もなくなる。100年に一度の洪水に備えられるという説明納得できない」という建設反対派と、
「水害から人命・財産を守るのには欠かせない」という賛成派の、それぞれの意見を紹介しました。》
「住宅の中からの、すばらしいながめが高い堤防にさえぎられ、周辺の自然もなくなる。100年に一度の洪水に備えられるという説明納得できない」という建設反対派と、
「水害から人命・財産を守るのには欠かせない」という賛成派の、それぞれの意見を紹介しました。》
反対は裁判所に却下され「下流側」堤防は完成した
いまネット掲示板では「多摩川氾濫は天災ではなく人災だった」という書き込みが続出している。堤防建設反対派住民への非難の声があがっている。
「週刊文春デジタル」では”反対派”とされている「二子玉川の環境と安全を考える会」にも話を聞いた。同会の代表を務めていた男性は昨年他界し、副代表の男性が取材に応じた。
「我々は堤防が要らないと主張していたわけではないんです。堤防ができる前、川沿いの土手には桜が咲き誇り、松林も生い茂っていたので、もちろんこの綺麗な景観を守りたいという気持ちがありました。
そうした木々を避けて堤防を建設するといった国交省の柔軟な対応を求めていただけなんです。我々が一番に主張していたのは、中洲の樹木の伐採でした。
例えるなら血管の中にコレステロールが溜まってしまっているような状態で、自然と水位は上がってしまいます。そうした点を含めて、国交省に対して安全と環境のバランスを保った堤防を作ってほしいと頼んでいました」(副代表の男性)