1 :2019/09/26(木) 00:32:02.92 ID:i1NfL7DR0●.net
中国、世界の覇権追求せず 米国は主権尊重を=外相
トランプ大統領は同日先に国連総会で行った演説で、中国の通商を巡る慣習を改めて非難し、米中通商協議で望ましくない合意は容認しないとの考えを示していた。
王氏は米中貿易戦争は米企業のコスト増を招き、消費者物価を押し上げ、米国の潜在成長率を圧迫するなど、両国に不必要に損失をもたらしていると指摘。
中国の発展モデルの変更を強要したり米中経済のデカップリングを図るのは現実的ではないため、米国はそうした取り組みは行うべきではないと強調した。「交渉は、脅威の下や中国の発展への正当な権利が犠牲になるのでは実施できない」と語った。
また、中国が米国と世界の覇権を争っているとの見方を否定。「覇権の追求はわれわれのDNAに組み込まれてはいない」とし、中国はまだ発展途上国で、米国に大きく後れを取っていると語った。「現在も予見可能な将来にわたっても、米国は世界の最強国であり続ける」と述べた。
同時に、米中両国は相互内政不干渉の原則を堅持し、互いの領有権を尊重し、互いに自国の考え方を押し付けるべきではないと主張。香港の繁栄を維持するには暴力を拒否し、法の支配を尊重する必要があると述べた。
「米国が一貫性のある言動を取り、中国の主権を尊重し、暴力阻止と秩序回復に向けた香港政府の取り組みも尊重することを望む」と語った。
王氏は、米国が新疆ウイグル自治区での中国政府によるイスラム教徒の少数民族ウイグル族の扱いについて批判を強めていることにも反論。中国政府がこれまで取った行動は過激主義やテロを阻止する目的があると主張した。
https://jp.reuters.com/article/china-wang-trump-idJPKBN1WA08J