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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190922/k10012093881000.html
「タトゥーシール」で肌にトラブル 消費者庁が注意呼びかけ
2019年9月23日 15時24分
最近、スポーツイベントなどで顔や手などに絵を貼り付ける「タトゥーシール」について、使用したあとに肌に炎症が起きたなどの報告が寄せられているとして消費者庁などが注意を呼びかけています。
「タトゥーシール」は絵や模様を顔や腕などに転写して使うシールで、「タトゥー」のような効果が手軽に楽しめることから、スポーツイベントなどで見かけることが増えています。
消費者庁によりますとこの「タトゥーシール」を使って肌にかゆみが出たり、炎症が起きたりという報告が寄せられていて、中には、顔にシミのようなあとが残ってしまうケースがあったということです。
これを受けて国民生活センターが「タトゥーシール」や顔などに絵を描く「フェイスペイント」用の塗料など合わせて20商品を調査したところ、13の商品で、アレルギーを起こすおそれがある金属が含まれているのに表示が無かったり、化粧品では使用が禁止されている成分が含まれていたりするなど注意が必要だったということです。
消費者庁によりますとこうした商品には成分の安全基準などは無いということで、使用の際にはあらかじめ腕の内側などで試すことや異常を感じたらすぐに皮膚科を受診するなど、注意を呼びかけています。
消費者庁消費者安全課の鮎澤良史課長は「ラグビーワールドカップやハロウィーンなど使う機会が増えると予想されるので十分に注意してほしい」と話しています。