1 :2019/08/29(木) 21:39:11.42 ID:KZJKXHCF0●.net
◇ラグビーW杯 日本代表31人発表
29日、W杯の日本代表に初めて選ばれたプロップの具智元選手。国際統括団体「ワールドラグビー」は国籍主義を取らず、選手が3年間継続して居住するなどしていれば、
その国・地域での代表入りを認める。だが日韓関係は冷え込んでおり、スポーツ界でも交流事業が中止されるなど影響が出ている。そんな時だからこそ、
智元選手は「日本代表としてW杯に出場することで、両国から応援してもらえる存在になりたい」と言う。
智元選手は「チームメートも周りも良い人ばかりで(両国の)関係が悪いという実感は全くない」と言い切る。代表入り後、韓国ラグビー界の先輩、
後輩からも「応援しているから頑張れ」と多くのメッセージが届いているという。
「懸け橋」的な活躍を望むのは、具選手の父・東春さんも同じだ。「ラグビーに国は関係ない。厳しい練習と競争の中で仲良くなり、信頼関係を築いていく」と語る。
昨年2月の韓国での平昌五輪では、スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した日本代表の小平奈緒選手(33)が、
敗れて銀メダルとなった韓国代表の李相花(イ・サンファ)選手(30)の肩を抱き、互いを認め、健闘し合う姿が世界中の感動を呼んだ。
東春さんは「それがスポーツだと思う」と言う。そして続ける。「韓国と日本が仲良くなるきっかけに智元がなればいい」。
日韓両国でラグビー人生を歩んできた一家が望む、切なる願いだ。ラグビーを通じ、両国の対立にノーサイドの笛を鳴らすことを願っている。【大谷津統一(ソウル)、黒川優】https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000090-mai-spo