1 :2019/08/26(月) 15:41:27.41 ID:fNIu/1mC0●.net
【ワシントン=横堀裕也】米国務省のオータガス報道官は25日、韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「我々は深い失望と懸念を抱いている。この判断によって韓国の防衛はより複雑になり、米軍へのリスクも高まる」と批判した。
ツイッターに投稿したもので、日本から韓国への情報伝達が滞れば、韓国側の防衛に影響を及ぼし、在韓米軍への リスクも高まることを指摘したとみられる。米軍にとって、日韓がこれまで直接共有していた情報を伝達する負担が加わり、迅速な対応が取りづらくなるとの懸念もあるようだ。
トランプ米政権は、北朝鮮の核・ミサイルなどの脅威に対応するため、日米韓の迅速な連携を可能とするGSOMIAを重視してきた。このため、今回の決定に対し、ポンペオ米国務長官が22日の記者会見で「失望」を表明したほか、国防総省も「強い懸念と失望を抱いている」とする声明を出しており、オータガス氏はさらに批判のトーンを強めた。
米国務省は22日の声明で、GSOMIAの破棄を決めた韓国の判断に関して「北東アジアの厳しい安全保障環境について、文在寅政権は深刻な思い違いをしている」と断じた。GSOMIAの破棄が北東アジアの安全保障に与える影響について、米国は韓国側との温度差にいら立ちを募らせている模様だ。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190826-OYT1T50165/