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「父親が急死して婆ちゃんがボケて、みんなの心がボロボロになった。その時、(京アニの)『日常』というアニメを見たら家族が救われた」

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1 :2019/08/01(木) 15:02:36.68 ID:hYb1TKI29.net

京アニに悲しみから救われた家族

 京都アニメーションの放火殺人事件から2週間です。去年の秋、インターネットの掲示板に「京アニに原稿を落とされた」という趣旨の投稿があったことが、新たにわかりました。

 殺人や放火などの疑いで逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41)は、先月15日に新幹線で京都に入って京都アニメーションの施設周辺を下見していたとみられています。

 インターネットの掲示板には、去年9月から11月に「京アニに裏切られた」「原稿を落とされた」などと書き込まれていたことがわかりました。青葉容疑者による書き込みかはわかっていませんが、同姓同名の人物が京都アニメーションの審査に落選していて、警察は関連を調べています。

 事件から2週間がたち、建物の内部では、がれきや割れたガラスの撤去作業が少しずつ進められています。また、1日も朝から多くの人が手を合わせ、祈りをささげています。なかでも京都アニメーションのファンの姿は連日、後を絶ちません。

 京アニの作品に人生を救われたと話す、ある親子を取材しました。

 「無念としか言えないですね」

 大阪府寝屋川市に住む元座成稀さん(26)と母親の早美さん(57)。京都アニメーションの作品は、元座さん親子を悲しみの淵から救ったといいます。

 「父親が高2の時に急死して、2人とも落ち込んでしまって、おばあちゃんもショックで認知症になった。みんな心はボロボロになった。その時に『日常』というアニメが放送されているのを見て・・・」(元座成稀さん)

 2011年に放送された「日常」は、個性的なキャラクターたちが不思議な行動を繰り返すギャグに溢れたアニメです。家族を亡くしたタイミングでしたが、空っぽになった胸の中をそっと埋めてくれたといいます。

 「人が1人死んで、生活もこれからどうしようかなと思っているのに、こんなに笑えるのかと思って、毎週めっちゃ楽しみにしてた。結局『日常』って、暗く閉ざされたところに閉じこもってた時の一助の光」(元座早美さん)

 京都アニメーションの支援金を受け付ける口座には11億円以上の寄付が寄せられていて、支援の輪は広がっています。

参考動画