1 :2019/07/30(火) 22:29:36.23 ID:TFCkF/JV9.net
来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、大会の組織委員会は、観客の熱中症や選手のけがなどの対応にあたる医療スタッフが、大会全体で1万人以上に上る計画を明らかにしました。
組織委員会は30日の理事会で、東京大会の43の競技会場や選手村などの医療体制の計画を明らかにしました。
それによりますと、競技会場に設ける医務室は選手用と観客用に分かれ、選手用は原則、各会場に1か所ですが、観客用の医務室は観客1万人当たりに1か所を設けるとしています。
中でも観客用の医務室には、1か所に医師2人、看護師4人で、救急車を配備するうえ、暑さによる熱中症が懸念される中、会場を巡回して応急対応を行う「ファーストレスポンダー」を1か所に10人配置する計画です。
選手村には総合診療所を設け、会場の医務室と合わせた数は130か所以上となり、医療スタッフの人数は大会全体で1万人以上に上るということです。
組織委員会は、医師会や規模の大きな病院などに協力を求めてきた結果、要員の確保のめどが立ったとしており、組織委員会の武藤事務総長は「通常の診療がある中で協力してもらうので、医師にとってもわれわれにとっても課題はある。医療スタッフの配置は必要に応じて弾力的に運用したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190730/k10012014721000.html