1 :2019/07/09(火) 17:25:58.67 ID:kHNkpdlg0.net
ヒースロー空港が「同性愛は死刑」のブルネイに静かな圧力
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/07/post-12492.php
ポスターを披露するヒースロー空港のホランドケイCEO(左)と
LGBTのエドワーズ上級副社長 Scott Nunn/GAY STAR NEWS/NEWSWEEK
<LGBTキャンペーンのポスターに登場するのは全員、LGBTの空港職員。
イギリスを住みやすくしている多様性の価値観を世界に発信している>
イギリスのヒースロー国際空港はこのほど、性の多様性がテーマのポスターを、
ロイヤルブルネイ航空のチェックインカウンター近くに掲示した。
同性愛を刑事罰の対象とするブルネイに対する静かな抗議だ。
今年4月、東南アジアのブルネイでは、同性間の性的関係に死刑を科すという
新しい法律が制定され、国際的に大きな批判を集めた。
ポスターは、ヒースロー空港が以前から展開している「ウェルカム」
キャンペーンの一環だ。ただし今回制作されたポスターに出てくるのは
LGBT(性的少数者)の空港職員で、「ウェルカム」の文字は虹色だ。
ヒースロー空港のジョン・ホランドケイCEOは、ゲイ・スター・ニュースに対し、
ロイヤルブルネイ航空のカウンター近くにポスターを掲示したのは
「イギリスが大切にしている価値観を世界に訴える」ためだと述べた。
「世界各国からヒースローにやってくる旅行者は8000万人に上る。
同性愛が違法とされていたり、時には死刑を科されるような国々から来る人々も多い。
私たちは自らの価値観を世界に訴える必要がある」
ホランドケイは、ヒースロー空港であれば同性愛がいまだに違法とされる
国々からの旅行者にもアピールすることができると述べた。
「こうしたキャンペーンができることをとても誇りに思う。
他の国籍の人々と協力できるすばらしいチャンスだった。
イギリスをこれほど住みやすい場所にしているリベラルな価値観を、世界と共有したい」