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【プリンター業界に激震】インク不要 色褪せなし 新印刷技術を開発

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1 :2019/06/21(金) 07:14:19.78 ID:JVT2LlRm0.net

‪インク不要 色褪せなし 新印刷技術を開発|NNNニュース
http://www.news24.jp/sp/nnn/news16223976.html‬

インクが不要、しかも極小サイズでカラー印刷を可能にする技術を京都大学の研究グループが開発した、
と発表した。環境にやさしく、色褪せしないという新技術は大きな可能性を秘めている。

指先に乗せられたフェルメールの絵画。さらによく見ると、「モナリザ」や「葛飾北斎」の絵が。

1mmに満たない非常に小さなサイズに、インクを使わず精密なカラー印刷を可能にする技術を京都大学の研究チームが開発した。

京都大学iCeMSの記者会見で、伊藤真陽特定助教は「インクを使わず、環境にやさしい」と強調した。

コガネムシの表面やクジャクの羽など、自然界には、ミクロサイズの多重構造に光が反射することで、生み出される「構造色」と呼ばれる色彩がある。

伊藤真陽特定助教らの研究グループは、色素がなくても発色する自然界の仕組みに注目。
プラスチックなどの素材に、表現したい色や形がでるよう光を照射。酢酸などの溶液に浸すことで、小さな亀裂を生じさせ、
人工的に発色する構造を作り出すことに成功した。

この技術を使えば、通常の印刷で求められるレベルの40倍の解像度を実現でき、しかも色褪せることもないという。

京都大学iCeMS伊藤真陽特定助教は「非常に安く構造色をつくることができます。
特殊な材料を使用しない工業用のポリマーのみですので、非常に安くできる」と話している。

研究グループは、インクの使用量の削減の他、高度な偽造防止技術が求められる紙幣や身分証明書などへの活用を目指したいとしている。

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