1 :2019/06/09(日) 11:37:14.95 ID:VMXSaCXN0.net
中国、ロシアから全面支持
対米長期戦へ強硬化も
【サンクトペテルブルク共同】中国の習近平国家主席は8日、3日間のロシア公式訪問を終え、北京に戻った。ロシアのプーチン大統領は習氏の滞在中、
貿易摩擦やハイテク分野での米中対立を巡り、中国を全面的に支持する立場を表明。中国は、米国との長期的な覇権争いへ後ろ盾を得た格好で、一段と対米強硬路線に傾きそうだ。
「米国はグローバルな基準を無視して自分の基準を世界に押しつけている。絶え間ない貿易紛争をもたらす」。
プーチン氏は7日にサンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで、中国の主張を代弁するかのようにトランプ米政権を強く非難。同席した習氏は笑みを浮かべた。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/384934
プーチン氏が米国を強烈批判 名指し回避の中国と対照的
ロシアのプーチン大統領は7日、サンクトペテルブルクでの国際経済フォーラムで演説し、「全世界に自国の管轄権を押しつけている」と米国を激しく批判した。
同じく演説しながら米国を名指しする批判を避けた中国の習近平(シーチンピン)国家主席と対照的な姿勢を見せた。
プーチン氏と習氏は、フォーラム2日目の全体会合に出席。
プーチン氏は近年の世界経済の停滞原因について、新興国の成長を取り込んだ経済秩序ができなかったことにあると主張。
ロシアからドイツへ天然ガスを運ぶため建設中のパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関しては、
米国を念頭に「ロシアと欧州の利益にかなうのに、現存の秩序の中でやりたい放題に慣れきった者がしつこく壊そうとしている」と述べた。
さらに次世代通信規格「5G」をめぐっても中国の華為技術(ファーウェイ)を排除しようとする米国を激しく批判した。
一方、習氏は「中国は持続的な成長のため国際的な協調を重視している」と強調。
「反グローバリズムや覇権主義の台頭で、国際社会は新たな試練に直面している」と話したが、「5Gの分野で技術を分かち合いたい」と述べ、米国を直接批判するのは避けた。