1 :2019/06/01(土) 17:48:58.07 ID:lucW7zOp0●.net
繰り返し書く行為は何を示すのか…岩崎容疑者 ノートに「正」の字 足取りは約30年不明
川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童らが殺傷された事件で31日、
自殺した岩崎隆一容疑者(51)=同市麻生区=の居室から「正」の字がいくつも書かれたノートと
海外の連続殺人事件を扱った雑誌が押収されたことが分かった。神奈川県警は事件との関連を調べている。
また同日、県警は新たに女児1人の軽傷が判明したとし、被害者は計20人になった。
神奈川県警が家宅捜索で押収したのは「正」の字が複数書かれたノート。犯行の動機や計画につながる
記述は確認されなかったというが、「正」の文字ばかりを繰り返し書く行為は何を示すのか。
社会心理学者の碓井真史氏(新潟青陵大学大学院教授)は「何かを数えていたとみていいのではないか」とする。
何を数えていたのかは「環境からみても、例えば“好きな選手のホームラン”のような楽しいポジティブなこととは
思えない。何か自分を苦しめるもの、嫌いなもの、ネガティブなものを数えていたのでは」と指摘。「数える行為が
カウントダウンのように、どんどん自分を追い詰めていったのではないか」と分析した。
近所の住民らの話によると、岩崎容疑者は中学卒業後に職業訓練校に通い、10代後半に一時家から離れた
時期がある。しかし、その後の足取りは不明で、最大で“空白の期間”は約30年。その間、同居の親族らとも
コミュニケーションを避け孤立を深めていった。県警は動機の解明のため、世間と断絶した日々の部屋での
生活ぶりを慎重に捜査している。
捜査関係者らによると、押収された雑誌は10年以上前に発行したものとみられ、購入時期は不明。同じ種類の
号が違うもので、海外の連続殺人事件の事例が掲載されていた。日本の事件については載っていないという。
碓井氏は「購入時期がいつにしろ、殺人に関心があったとは考えられる。押収物が少ない中で、狭い関心が
集中しているともとれる」と語る。岩崎容疑者の部屋からは、パソコンや携帯電話などは見つかっておらず、
押収物は段ボール1箱だけ。少ない所有物の中でのノートと2冊の雑誌に捜査関係者は注目している。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/06/01/kiji/20190531s00042000434000c.html