1 :2019/05/16(木) 09:38:30.07 ID:3U7HI49d0.net
50代男性がマダニに感染し重症 東京都内で患者が出たのは初めて
都内初 マダニ感染症で50代男性が重症
東京都は15日、マダニが媒介するウイルス感染症 「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、都内在住の50代男性が感染したと発表した。
平成25年に国が感染症に指定して以降、都内で患者が出たのは初めて。
全国では4月末現在、約6年間で計404人の患者が報告されている。
都福祉保健局によると、男性は今月1?5日に長崎県を旅行中、マダニにかまれたとみられる。
発熱や下痢などの症状が出て、意識障害で重症に陥った。現在は都内の医療機関で治療中という。
SFTSは西日本地域で主に発生しており、これまで23府県で患者が報告されている。
致死率は約20%で、全国404人の患者のうち、65人が死亡した。
近年は、SFTSに感染した犬や猫と接触して感染した例も報告されている。
http://news.livedoor.com/article/detail/16462996/
1 病原体
ブニヤウイルス科フレボウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome : SFTS)ウイルス
2 感染経路
主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染する。
3 潜伏期
6~14日
4 診断と治療
(1) 臨床症状:
発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主張とし、ときに、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。
血液所見では、血小板減少(10万/?未満)、白血球減少(4000/?未満)、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められる。致死率は10~30%程度である。
(2) 診断:血液、血清、咽頭拭い液、尿から病原体や病原体遺伝子の検出、 血清から抗体の検出
(3) 治療:対症療法
5 予防
草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かないことなど、マダニに咬まれない予防措置を講じる
引用 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html