1 :2019/05/16(木) 11:07:08.47 ID:TSxGdORD0.net
フランスでのLGBT攻撃、2018年が過去最多に 報告
【パリAFP=時事】フランスで、昨年報告されたLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)への攻撃件数が過去最多となった。
非営利団体「SOSオモフォビー」が14日、報告した。(写真は資料写真)
同団体の年次報告書によると、昨年身体的な攻撃を受けたとの報告は231件に上った。
同性婚合法化に絡み、LGBTへの攻撃件数が188件とこれまでで最も多かった2013年を上回った。
前年2017年との比較では66%増。特に年末に向けて急増し、被害は1日1件のペースで報告された。
同団体の電話相談サービスやウェブサイト、法律相談を通じて寄せられた、LGBTへの攻撃の目撃情報も、前年比15%増の1905件に上った。
被害内容を分類すると複数種にまたがることもあるが、その内訳は、拒絶反応が62%、侮辱行為が51%、
差別的態度が38%、嫌がらせが20%、脅迫と中傷はそれぞれ17%、身体的暴行は13%だった。
また報告された被害場所の23%がインターネット上で、ネットがLGBT嫌悪が頻繁に露呈する場所になっている様子がうかがえる。
同団体によると攻撃の半数以上はソーシャルメディア(SNS)で起きており、フェイスブックやツイッターが、
同じような意見が反響し合う空間「エコーチェンバー」を形成しているという。
共同代表らは、「2018年はLGBTの人々にとって闇の1年となった」とコメントしている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2019/05/15-13:28)