1 :2019/05/01(水) 18:30:34.41 ID:wQfBMLly0●.net
「グラフでうそをつく方法」とは?
◆視点を斜めにする
濃紺部分で示される「Labor(労働力)」は、左の3D円グラフでも右の3D円グラフでも全体の30%を
占めています。しかし、3Dで斜めの視点からグラフを見せられると、錯視が原因で、右の
3D円グラフにおけるLaborの比率は30%よりも多く見えます。
◆コーン型グラフとピラミッド型グラフは悪
グラフにおける古典的な詐欺の手法は無関係な情報を入れ込むことです。左右のグラフで
データを示している部分は「高さ」のみで、「Admin(管理費)」は全体の約30%となっています。
しかし、右側のコーン型グラフでは「体積」がデータの内容に関係しているように見え、
「管理費が全体の30%」だとは思えません。
◆人間は「関係性がある」と思い込みがち
以下のグラフでは、赤い線は「ミスアメリカの受賞時の年齢」を示し、黒色の線は「蒸気などの熱い
物体を用いた殺人の件数」を示しています。この2つのデータには全く関係がありませんが、
グラフの外形が似ているため、人は「実は相関関係があるのでは?」と無意識的に考えてしまいます。
◆他のグラフに隠す
左のグラフはマーケティングコストが3年で3倍になったことをわかりやすく示しています。
一方、右の積み重ね面グラフを見ると、マーケティングコストは緑色の面積で示されており、3
年で3倍になっていることは非常にわかりにくくなっています。
◆グラフの縦軸の比率をゆがめる
以下のグラフは左右で全く同じデータを扱ったグラフですが、グラフの縦軸の比率だけが違います。